婚活者を狙ってビジネスや勧誘を行う「偽婚活者」に注意しましょう。
訪問セールスお断りや登録されている番号以外は取らないなんて人も増えているので、なんとしても契約を取ろうとして婚活の場に紛れ込むことがあります。
熟練のセールスマンほど最初は普通の婚活者を装っていてカップリング後に何回かデートをしてから物を売りつけてくるので厄介です。
結婚を焦っている人ほど正常な判断ができなくなってしまうので、ちょっと怪しいと感じたら疑うことも婚活の場では大事になります。
普段は全然モテないのにやけに押しの強い男性がいたら客観的に見てみるようにしたほうがいいかもしれません。
婚活に紛れ込むことのある偽婚活者にどんな人がいるのかをまとめました。
宗教の勧誘
宗教の信者を増やすために婚活を利用する人は少なからずいます。
いろんな手を使って勧誘を行いますが、現在の状況への不満やスピリチュアル的な会話が多い人には要注意。
また、その宗教を信じ込んでいるので、自信を持っている人が多い傾向です。
会話はセールスマンのようなうまさはなく、ちょっとでも勧誘できそうならすぐに話を持ちかけてくるのでひっかかることはそんなには多くないでしょう。
ただ、婚活の場ではおとなしくしていて、カップリング後に仲間とともに勧誘なんてこともありえます。
投資や保険のセールス
婚活は年収が条件になっていることもあり、投資や保険のセールスマンが紛れ込みやすいです。
そして、セールスマンは婚活の場では婚活者をうまく装っていて見抜くことが難しいでしょう。
さらに、実際にビジネスを行うまでに時間をかけてデートを重ね、こちらと信頼関係を築いてから攻めてきます。
保険をかえるくらいならそこまでの被害はありませんが、投資の方は貯金や資産を削られて最悪の場合は借金なんてこともあるので用心深くいきたいところです。
おいしい話や大きな出費を伴う話をしてくる人には注意しましょう。
そもそも、結婚を考えている相手がそういうことをいってくること自体がおかしいのですが、信頼しきっていると騙されてしまうこともあります。
そして、契約が取れたら連絡が取れなくなってフェードアウトすることが多いです。
このようなセールスマンは婚活の運営側も出禁にしたいところですが、手口が巧妙なのでなかなか取り締まるのが難しいです。
結婚する意志がある独身ということなら参加できてしまうのが現状となっています。
大きな契約をする前には家族や親友などの客観的な視点をもった人と相談してから決めるようにすれば、騙される可能性を少しでも低くすることが出来ます。
ネットワークビジネス
売りつけではなくて儲け話のほうをもちかけてくるのがネットワークビジネス。
化粧品や健康食品などを売ることであなたと紹介者が儲かる仕組みのネズミ講方式のビジネスです。
インターネットが普及してからは騙される人が減りましたが、ネットワークビジネス自体を知らない人は騙されてしまうこともあります。
婚活の場で儲け話をもってくる自体おかしいのでそういう人とはかかわらないようにしてください。
ナンパ目的
遊びたい男性に多いのがナンパ目的での婚活パーティーや街コンへの参加。
中には、独身でなくて既婚者の場合もあるのがたちがわるいです。
ナンパの人たちは偽名を使うことも多いので、本人確認を徹底したサイトを利用することで防げる場合もあります。
セミナーへの勧誘
Youtuberやブロガーなど個人でビジネスをやりやすい時代になってきました。
そんな人たちが、さらなるビジネスの拡大のためにセミナーを開催している場合があります。
セミナー開催自体は悪いことではないのですが、中には悪徳なやり方でのしあがってきた人もいます。
そういう人のセミナーはそこで会員権や高額商品などを買わされることも少なくないです。
そんなセミナーに婚活参加者を装って勧誘する人がたまにいます。
「セミナーで話を聞くくらいなら…」と思うかもしれませんが、あなたが名前を知っている人以外のセミナーには参加しないようにしましょう。
追伸
偽婚活者はチェックの厳しい婚活サイトほど少ないです。
管理体制のきちんとしたところなら利用者からの苦情で出禁になります。
チェックの甘い街コンにはそういう輩も参加しやすいので街コンでもチェック体制の整ったところを選んだほうがいいでしょう。
また、チェックのきちんとしたところでも自衛しないといけない部分はあるので、初対面の人を信頼しすぎないようにしてください。
自分のことを話したがらない参加者は怪しいので気をつけましょう。
カップリング後にデートに行く際の日程を決めつけすぎている人もビジネス関係の可能性が高いので注意してください。
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